ヘミシンク®Hemi-Sync®とは?


ロバート・モンロー Robert A. Monroe

 当時、ニューヨークのラジオ番組制作会社の
社長だったロバート・モンロー(1915~1995)は、睡眠学習法に興味があり、自らが被験者
となってその実験を行なっていました。
 そんな時、ある夜、自分が肉体から飛び出し
てしまう現象(体外離脱)を初めて体験します。
 モンローはその後も、この体外離脱を何度も繰り返し、そこで様々な体験をすることになり
ます。
 モンローは、それらの体験を更に探究するため、私財を投じて研究施設を作ります。
 その研究の結果、生まれたのが「ヘミシンク」
と呼ばれるサウンド・テクノロジーなのです。
 モンローの死後も、その意志はモンロー研究
所によって現在まで引き継がれています。


ヘミシンク Hemi-Sync® 

 深い瞑想や体外離脱などで生じる特別な意識状態(変性意識)は、数ヘルツ前後の脳波状態
で起こるといわれています。
 そこでモンローは、音響を使って意図的に脳波に影響を及ぼせないかと考えました。
 ところが、人の耳に聞える音の範囲は20ヘルツ位から17,000ヘルツ位で、音を直接聞かせ
ても脳には影響を与えることができませんでした。

 そこで、考え出されたのがヘミシンクです。
 右耳と左耳に若干異なる周波数の音を聞かせると、その音の差が脳幹で検出されることに
注目しました。さらにその信号が両脳に伝わり、脳波を発生するすることが分かりました。
 ヘミシンクとは、「ヘミスフェリック・シンクロナイゼーション」の略語で、大脳の左右の半球が
同調するという意味です。要するに全脳活性状態です。

 例えば、右耳に100ヘルツ、左耳に105ヘルツの音を聞かせますと、頭の中で5ヘルツの脳波
が発生するということです。
 実際のヘミシンクCDには、いくつものペアがブレンドされています。
目的によって、そのブレンドを適切に選ぶことで、聞く人の意識が覚醒状態や瞑想状態などへ
誘導されやすい環境へ導いてくれます。

 これでロバート・モンローが体験した様々な現象を再現することが可能になったのです。

     

フォーカス・レベル Focus  Level

 
  さて、一口で変性意識状態といっても様々な状態があります。
 モンローはそれらを区別するために番地(指標)のような番号を付
 けることを考えました。
 これがフォーカス・レベルと呼ばれているものです。
  これにより、現在自分がどのような状態にいるのかだいたい分か
 るようになりました。
 番号が大きくなるほど肉体から離れているという意味です。



フォーカス1:(通常C1と呼ばれています)
意識が物質世界にしっかりある状態。覚醒した状態。

フォーカス10
「肉体は眠り、意識は目覚めている状態」
意識が肉体の束縛から自由になり始める状態です。

フォーカス12
「知覚・意識の拡大した状態」
意識は肉体的・空間的な束縛から自由になり、ガイドとのコミュニケーションが始まります。

フォーカス15
「無時間の状態」
意識は時間的な束縛から自由になり、過去や未来への探索が可能です。

フォーカス21
「この世(Here)とあの世(There)の架け橋」、物質世界と非物質世界との境界。

フォーカス22
夢、昏睡状態、精神撹乱状態にある人の意識状態。

フォーカス23~26
死後世界で、未練、執着、価値観、信念により囚われている状態。

フォーカス27
ロバート・モンローが公園(Park)と呼んだ場所。
暖かく迎え入れる人達が待っている世界。次の輪廻転生先に行く準備をする。
霊的に進化した人達によって造られ維持運営されている。
ここは、さまざまな機能をもつ場所(センター)に分かれています。

フォーカス34/35
向こうの自分(I/There)=すべての過去世、現世の自分の集合体を把握できる領域。
モンローは大集合(ギャザリング)と呼んでいます。
地球外生命体が多数集まっていて、今後起こる地球生命系の一大変化を観察しています。

以下、省略。